実績詳細

はさみによる裂傷:外科処置

種類 メイクーン
年齢 2
診療科目 軟部外科・整形外科 
症状 毛玉を切っていたら、皮膚を切ってしまった。出血はしていない

症状の概要

正常では皮膚は張っており、一部分に切開が加わると加えた切開の大きさよりも創傷は徐々に広がっていくことが多い。大腿部・頸部・前腕部などは特に傷が広がりやすい傾向があるため、注意が必要である。

検査結果

身体検査所見の結果、右大腿部に「凹」状の皮膚の切開が認められた。

ハサミで皮膚を切開した際にできる創傷の形として特徴的である。

 

創傷範囲が広いので、不要な組織を取り除いて外科的に縫合することとした。

治療方法

 

創傷部位の拡大

 

 

フラップ上の不要組織を持ち上げたところ

 

 

 

処置終了後

治療・術後経過

感染や炎症は生じず、治療8日後に抜糸を行い、治療終了とした。

 

経過良好

 

担当医:白井 顕治

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