実績詳細

パグの膝蓋骨内方脱臼の手術

種類 パグ
診療科目 外科 
症状 びっこをひく。歩き方がおかしい

症状の概要

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿の骨(膝蓋骨)が正常の位置と比べて内側や外側、まれに上の方や下の方に脱臼してしまう病態です。
小型犬、トイ犬種に多く発生し、両側性のことも片側性のこともあります。非常によく認められる病気ですが、脱臼の原因は個体によって違いがあります。原因が様々なので、手術方法も個体ごとに異なります。また、同じ症例においても左足と右足で脱臼原因やグレードの違いから、手術内容が異なることもあります。適した手術方法を行わないと再発してしまうことがあるため、検査を行って異常を特定したうえで手術を受けましょう。
また、当院では痛みがなく正常に歩行できている状態では、飼い主様の手術をしてほしいという希望がなければ内科療法により経過観察を行っております。グレードの診断や脱臼原因の診断もお気軽にご相談ください。

検査結果

症例は以前より膝蓋骨内方脱臼のグレードⅡと診断されていた。

 

痛みもなく脱臼時の間欠的な跛行以外には症状は認められていなかったため経過観察を行っていたが、痛みが出始めたため外科療法の適応とした。

 

手術計画を立てるため、レントゲン検査及び超音波検査によって脱臼の原因や状況を確認した。

 

膝関節・大腿骨の滑車溝の深さを関節エコーによって計測している。

膝蓋骨高を比較して滑車溝が浅いことが分かった。

 

左右の足に脱臼が認められるが、今回は跛行を呈した左足から手術を行う計画を立てた。

 

治療方法

大腿骨に対しては滑車溝を深くする滑車溝造溝術を行った。

 

 

また、内側支帯解放と、外側関節包の内側転移術、脛骨粗面転移術を行った。

 

 

術後のレントゲン

 

治療・術後経過

術後一週間で跛行もなく抜糸を行った。

 

予後良好

 

 

担当医:白井 顕治

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