実績詳細

異物誤嚥:小腸内異物摘出

種類
診療科目 外科 内科 消化器科 
症状 食欲不振、慢性的な体重減少と嘔吐

症状の概要

異物誤嚥による消化管閉塞は、閉塞の度合いや閉塞物によって症状が異なる。すなわち、ずっと症状が出続ける場合や、本症例のように間欠的に症状を示す場合もある。また、閉塞が完全閉塞と部分閉塞である場合にもそれに伴って症状が変わる。
いくつかの検査を行っても確定診断が難しいタイプの異物誤嚥もあるので、注意が必要である。

検査結果

セカンドオピニオン症例であった。

問診では、数か月前から間欠的な食欲不振や消化器症状が認められていた。内科療法を行っていたが、体調がいい日と悪い日がある。

レントゲン検査では、腹腔内小腸領域に不透過性の陰影が認められた。

この段階では異物誤嚥および腫瘍などを疑って検査を進めていた。

腹部超音波検査ではびまん性に肥厚した小腸壁と腫大した腹腔内リンパ節が多数認められた。

また、高エコーで後部音響陰影を伴う構造が小腸内に認められた。

 

この陰影の前後で小腸壁の拡張性が顕著に異なるため、異物誤嚥による小腸の機械的イレウスと診断し、手術を行った。

 

 

治療方法

手術では拡張した長官と異物を確認した。

異物より口に近い側(写真左側の小腸)が右側と比較して顕著に拡大している。

 

腸切開を行い異物を摘出した。

 

アルミホイル塊が摘出された。

 

 

腸壁の壊死も認められなかったため、腸切開後に縫合を施し、閉腹した。

 

治療・術後経過

術後すぐに食欲が戻り、消化器症状を示すことはなくなった。

抜糸までには徐々に体重が増え始めていた。

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