実績詳細

ペギニーズの短頭種気道閉塞症候群に対する外科治療(外鼻孔狭窄及び軟口蓋過長症)

種類 ペギニーズ
年齢 1歳
診療科目 外科 呼吸・循環器科 
症状 呼吸をする際に、音が出る。

症状の概要

短頭種気道閉塞症候群は、チワワ、パグ、ヨークシャーテリア、ペギニーズやフレンチブルドッグなどの短頭種に起こる呼吸器が狭くなってしまう病気の総称である。

症候群とついているため、症例ごとに問題となる部分が異なる。外鼻孔狭窄や鼻道狭窄、軟口蓋過長症や細気管症などが1つもしくは複数起こることにより、呼吸状態を悪化させる。

呼吸状態の悪化は、気温の上昇や興奮、肥満により悪化する傾向があるため、特に夏場は要注意といえる。

呼吸が苦しそうにしている場所を術前にしっかりと評価して適切な手術を行うことが安定した呼吸のために重要であるといえる。

検査結果

身体検査及び観察、レントゲン写真及び呼吸器透視検査の結果、症例は短頭種気道閉塞症候群の中で、外鼻孔狭窄及び軟口蓋過長を起こしていることが分かったため、これ以上の悪化を避けるために手術によって矯正することとした。

治療方法

外鼻孔狭窄に対しては、種々の手術法が報告されているが、当院においては左右の外鼻孔を同程度に拡張させることのできるパンチ法を用いている。

 

パンチによって円形に鼻孔の組織をくりぬき、縫合する方法である。

向かって左側の処置が終了したところ。

 

術前と術直後の比較の写真

 

 

 

軟口蓋についても切除方法がいくつか報告されているが、当院においては炭酸ガスレーザーによる切開を実施している。

ほぼ出血することなく切開できる非常に有力な機器である。

切除された軟口蓋の過長部分

 

 

 

 

治療・術後経過

 

症例は手術直後より努力呼吸は消失し、問題なく鼻孔も癒合した。

 

 

経過良好

 

担当医・執刀医:白井 顕治

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