実績詳細

ペルシャ猫の外鼻孔狭窄に対する拡張術

種類 ペルシャ
年齢 7カ月
診療科目 軟部外科・整形外科 呼吸・循環器科 
症状 不妊手術をしようと考えている

症状の概要

ペルシャ猫は短頭種に分類される。短頭種は、犬でいえばチワワやフレンチブルドッグのような顔の短い犬種のことで、猫でいうとペルシャやエキゾチックショートヘアーなどが短頭種に分類される。犬において短頭種起動閉塞症候群がしばしば問題となるが、猫にも存在する。しかし、犬と比較すると咽頭や喉頭の狭窄、軟口蓋の過長というよりは、鼻腔入り口の狭窄に起因していることが多い印象を受ける。
長期間放置してしまうと、気管が脆弱化したり、。種々の呼吸器疾患の原因となるため、早期に手術して強制してあげることが望ましいとされている。

検査結果

 

症例は若齢のペルシャ猫で、これから不妊手術をしようと考えていた。

 

その際、外鼻孔が競作しており、鼻孔を自分で拡張させるような努力呼吸が認められたため、ご家族と相談したうえで外鼻孔を拡張することとした。

治療方法

手術前

手術後

 

麻酔下にて外鼻孔を拡張した。

 

 

 

治療・術後経過

術後より呼吸状態は良好であるため、翌日退院とした。

 

 

経過良好

 

 

担当医・執刀医:吉川 未紗

 

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