実績詳細

ポメラニアンのアレルギー性皮膚炎(イチゴによる)

種類 ポメラニアン
年齢 10歳
診療科目 内科 皮膚科 
症状 まぶたが腫れている

症状の概要

食べ物に関連して起きる皮膚の異常を食物皮膚有害反応と呼ぶが、一般的には食物アレルギーをいう単語のほうが通用している。食物アレルギーは様々な物質に対して起こす可能性がある。実際、口に入れる飲食物で、絶対にアレルギーを起こさないのは水だけといわれている。
そのため、タンパク質はもちろん、イチゴやメロン、レタスなどの、野菜や果物に対してもアレルギーを起こす可能性がある。
食物アレルギーは、重症度にもよるが、ステロイド剤を長期間服用する必要があるように感じられる。

検査結果

症例は両眼瞼が顕著に腫脹し、掻くことにより出血していた。

 

 

問診の結果、昨晩イチゴを1パック弱食べた。これまでイチゴを食べさせたことはなく、そのほかには変わった行為はしていないということから、イチゴアレルギーを疑った。

治療方法

イチゴによるアレルギー性皮膚炎を疑っているため、ステロイド剤を使用して経過を観察した。

 

 

治療・術後経過

 

治療開始2週間後より徐々に腫れが引き、3週間後にはほぼ正常にまで改善したため、徐々にステロイドを漸減し、治療終了とした。

 

担当医:白井 顕治

 

 

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