最終更新日(2022年12月21日)
今回の記事では、ハムスターを飼育する環境での床材やトイレ素材についての選び方について記事にさせて頂きます。
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実際に商品の写真なども出したいところなのですが、書きようによってはネガティブな内容も含まれるため、文字だけの紹介となります。
余談ですが、こうした床材やトイレ材、食事を選んでいる時間もハムスター飼育をしているうえで楽しい時間ですね!L(´▽`L )。
床材
まず、床材についてです。
床材の種類については大きく分けて
①牧草
②紙
③おがくず
④コーンコブ
があります。どれが一番ということはないと思います。保温性、吸水性、経済性などから選ぶとよいと思います。
長所と短所はありますので、考えられることをそれぞれあげていきます。
基本的には尿と便が混ざると環境中のアンモニアが発生しやすいので、そういうことも意識して選んでいきましょう。
①牧草
長所:いい匂いで、食べても大丈夫
短所:商品の品質にもよるが、少しお値段が高い
②紙
長所:暖かく、水分やアンモニアをよく吸収してくれる
③おがくず
ハムスター飼育といえばコレ!というようなイメージですよね。
でも以外と短所もあって、針葉樹(パルプ・シダ・ヒノキなど)材料では、アレルゲンがあると言われており、粉じんで結膜炎になってしまうことがよくあります。
ただ、最近の商品では熱処理を行うことによってアレルゲンを減少させているものもあります。広葉樹(アスペン・ホワイトポプラ・シラカバなど)はアレルゲンはないとされています。
④コーンコブ
猫のシステムトイレの上のじゃらじゃらに似てますね。
アンモニアをよく吸収してくれて、食べても対丈夫な素材のものが多いです。
短所:吸水性が少し悪い
また、床材ではないのですが、お布団として綿のような商品も販売されています。
長所としては暖かく快適というのがありますが、端緒として、誤嚥してしまった際に腸閉塞になる恐れがあるので、あまりお勧めはしていません。
というのがだいたいの評価ポイントとなります。
ちなみに私は何を選んでいるかというと・・・
・・・新聞紙とティッシュ、各一枚です。
一日一回、くるくると丸めて取り換えられるので、清潔に保てますし、読んだ後の昨日の新聞を再利用できるので経済性もよいです。
短所は・・・見た目がというところでしょうか・・・。ハムスターは毎日新しくなった新聞紙を楽しそうにびりびり破いていますので、いいんじゃないかな?と思っています。
トイレ材
続いて、トイレ材についてです。
トイレについては、どうせ端っこでするし・・・ということで入れないこともあるようですが、砂浴びなどもできますので、一応入れてあげるといいと思います。
また、トイレ材とは話がそれますが、トイレは覚える仔と覚えない仔がいます。うんちや尿を中に入れてにおいを付けてあげるなど、工夫の余地もありますが、やはり無理な仔もいます。
後、トイレでするのはおしっこで、便は基本的にしたいときにするので、トイレ以外にもぽろぽろとしてしまうのは普通のことです。
さて、トイレ材については市販されているものとして
①固まる砂
②珪砂(さらさらした砂)
があります。
①の固まる砂は、掃除がしやすいという長所があるようですが、飲み込んでしまった際にいの中で固まって腸閉塞になってしまうことがあるため、あまりお勧めしていません。
また、固まる砂ですが、個人的な意見としては、別に掃除しやすいわけではないと思います。
たとえば猫などは、沢山砂を入れて、その上におしっこをするので、砂の中でおしっこが固まり、その塊を拾ってポイということができるのかなと思いますが、ハムスターの場合はそんなに分厚くトイレ材をひくことはできず、ひいたとしても掘ってしまって、床に近い場所でおしっこをすることが多いです。
その場合、トイレの床に固まった砂がへばりつくので、私としては掃除は厄介でした。
②珪砂
はおしっこをしても固まることはありません。ある程度おしっこをしたら全とっかえという感じで使用しています。もし食べてしまっても、事故につながりにくいというところが長所でしょう。
また、砂浴びもできるので皮膚を清潔に保つのにもよいですね。
私のハムスターにも②を使用していますが、気まぐれで中でおしっこをしたり、違うところでおしっこをしたりしています。
砂浴びをバサバサと楽しそうに行っているので私も見るのが楽しいです。
さて、簡単にではありましたが、床材やトイレ材について記事にさせて頂きました。
飼育管理など分からないことがありましたらご相談ください。
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