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呼吸が荒いに関する診療実績

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雑種犬の逆くしゃみ

逆くしゃみは小型犬やトイ種に多い症状で、通常のくしゃみは鼻から空気を排出するのに対して、逆くしゃみは息を吸いながらズーズーという音を出す症状である。 通常は症状は進行しないが、進行する場合や

ロシアンブルーの下気道炎症性疾患

下気道炎症性とは慢性気管支炎、猫喘息、細気管支炎の総称である。それぞれ原因や機序は異なるものの症状や治療方針は大きく変わりはない。国内では他の猫種に比べてロシアンブルーやアメリカンショートヘ

雑種犬の腸腺癌による胃拡張捻転症候群

胃拡張捻転症候群は周術期死亡率の高い緊急性疾患である。通常は単独で発生するが、本症例のように何等か消化管の運動に異常が認められた際に続発する可能性もある。 胃拡張捻転症候群が発生すると、レン

フレンチブルドッグの軟口蓋過長症と外鼻孔狭窄に対する形成外科

短頭種気道閉塞症候群の中で一般的に手術で改善できる構造の異常として今回手術を行っている外鼻孔の狭窄と軟口蓋の過長があげられる。その他の異常である鼻腔狭窄や気管低形成は手術難易度が非常に高いた

雑種犬の子宮蓄膿症、乳腺腺癌、スケーリング処置

子宮蓄膿症は典型的には未避妊・未経産の中年齢の犬の発情後に起きることが多いが、3歳ほどで発生したり、経産なのにもかかわらずなったりすることもあるため、あくまで典型的には、という表現となること

雑種猫の歯周病による根尖周囲膿瘍

猫の口腔内疾患としては、歯周病というより口内炎が一般的であるため、猫の根尖周囲膿瘍は犬と比較するとまれである。本症例においても開口検査時に排膿しなければ、原因の発見は遅れた可能性がある。いず

パグの軟口蓋過長症に対する軟口蓋切除術

パグやフレンチブル、ボストンテリアやイングリッシュブルドッグ、チワワ、ヨークシャーテリア、マルチーズやシーズーなどの犬種は短頭種に分類される。短頭種は遺伝的に顔面周囲や軟部組織の形成に異常を

トイプードルの胃拡張・捻転症候群の手術

胃拡張捻転症候群は、胃が突発的にねじれてしまうことにより発症する症状で、胃に付着している脾臓が併せて捻転を起こすこともある。捻転の方向、捻転の程度、捻転している臓器、捻転の結果として出す症状

短頭種気道閉塞症候群のパグに対する外鼻孔拡張と軟口蓋過長に対する外科手術

短頭種気道閉塞症候群は、外鼻孔の狭搾・鼻道の狭搾、軟口蓋の過長・気管低形成などのいくつかの異常が組み合わさって症状を出す。症例によって、各々の形成異常の程度は様々であるため、鼻やのどの手術を

柴犬の口腔内メラノーマ(悪性黒色腫)

腫瘍の診断について見た目では判断できないためまずは細胞診を行うのが通常であるが、口腔内の腫瘍については例外です。口腔内の腫瘍は細胞診を実施しても炎症細胞や絵師組織しか取れずに、有意義な結果を

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