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腫れているに関する診療実績

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ボーダーコリーの口腔内扁平上皮癌

口腔内扁平上皮癌は犬において若齢でも発生することが報告されている。ただし、実際の発生症例数は多くなく、当院の診療実績内でもまれな診断であるといえる。 犬の扁平上皮癌は口腔内に発生したものであ

ダックスの口唇に形成された皮脂腺上皮腫

口唇や顔面、眼球の周囲の皮膚は限られているため、何度も手術によって摘出するだけの皮膚の余裕がないことが多い。そのため、しっかりとした手順で診断を行い、必要な範囲で切除することが重要である。

マルチーズの軟部組織肉腫(血管周皮腫・血管周囲壁腫瘍)

軟部組織肉腫は、局所浸潤性の高い、あまり転移率の高くない、ゆっくりと成長する、軟部組織が由来の腫瘍の総称であり、一般的に診断されることの多い軟部組織肉腫の種類として、血管周皮腫・繊維肉腫・神

雑種犬の下顎に形成されたメラノーマ

メラノーマは「悪性黒色腫」であり、メラニン産生細胞が悪性腫瘍化したものである。発生部位によって挙動が異なり、口腔内に形成されたものは悪性度の高い挙動をとるものが多い。 黒いできものができるこ

柴犬の口腔に形成された限局性歯肉過形成

犬の体に腫瘍が形成された場合に、体表と比較して口腔内の腫瘍は悪性である割合が高くなる。しかし、すべてが悪性というわけではないため、検査を実施して受ける治療を決めることは重要といえる。

(検査依頼)CT検査による口腔内腫瘍の診断

診断目的でCTを撮影する場合、撮影を目的に全身麻酔を行う。その際に合わせて腫瘍部分の組織を採材したり、リンパ節の細胞診を行うことによって、より迅速に診断を進めることができる。 診断依頼をされ

スピッツの口腔内扁平上皮癌(他院からのCT診断依頼)

わんちゃん、猫ちゃん、そのほかのペットにおけるCT検査は、ほとんどの場合が全身麻酔下の検査となります。そのため、CT撮影時には「撮影を行っておしまい」ではなく、認められた異常な腫瘤に対して生

雑種ネコの脾臓型肥満細胞腫

猫の皮膚肥満細胞腫は数か月齢から高齢期までいつでも発症が認められる。 それに対して脾臓型肥満細胞腫は10歳程度から発生率が増加することが知られているが、本症例は6歳であり比較的若齢での発症で

雑種猫の悪性末梢神経鞘腫

末梢神経鞘腫は、神経鞘の細胞が腫瘍化した腫瘍である。 発生部位として、脊髄近傍や神経叢、末端に形成される場合がある。脊髄近傍に形成された場合には、発見が遅れることもある。 また、神経叢に形成

ヨークシャーテリアの唾液瘤

唾液腺を輸送する唾液腺管が損傷すると、唾液が組織間に漏れることによって唾液瘤(ガマ腫)が形成されるとされている。しかし、実験的に唾液腺管を結紮しても唾液瘤が発生しないこともあるため、唾液瘤の

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