振子眼振は振動幅の小さい、急速相や緩徐相のない眼振で、先天的にネコではシャムやバーマン、ヒマラヤンなどの洋猫種に認められることがあります。また、犬ではベルジャンシェパードに認められることがありますが、この犬種自体が国内であまり一般的に飼育されていません。原因は視覚伝導路の先天的な誤配線によると考えられています。まれに、小脳疾患に伴ってみられることがあります。
実績詳細
アメリカンカールの先天的振子眼振(動画)
検査結果
身体検査所見の結果、左右に急速相のない振子眼振が認められた。
ごく細かい振れ幅で眼が左右に振れている。
瞳孔は左右対称であった。
その他の神経学的検査では異常は認められなかった。
その他の症例の振子眼振ーーーー
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治療方法
特になし
治療・術後経過
経過良好
担当医:白井 顕治
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