一般的に、歯をきれいにする行為をスケーリング、抜歯まで必要になるような処置を口腔外科と呼びます。
非常に重度の場合には麻酔をかける前から抜歯が必要な可能性が高いという判断をすることができますが、軽度から中程度の歯周病罹患歯では歯科レントゲンを見て抜歯を行うかどうかの判断を行う必要があります。
口臭が少し気になる程度の死守病から、口腔外科の必要な中度から重度の歯周病の治療にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
実績詳細
ミニチュアダックスフントの口腔外科(スケーリング・抜歯)
種類 | ミニチュアダックスフント |
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年齢 | 12 |
診療科目 | 歯科 |
症状 | 口が臭う。綺麗にしてほしい |
症状の概要
検査結果
症例は元気食欲に異常は認められなかったが、口臭があり、中~重度の歯周病を患っていた。
また、くしゃみをよくするということで、歯周病性の鼻炎も発症している可能性が示唆された。
麻酔下で14枚法の歯科レントゲン撮影を行った結果、歯槽骨の融解が著しい歯が認められたため、スケーリングおよび抜歯を行った。
治療方法
処置前
抜歯時には口腔粘膜フラップを作成して抜歯窩を閉鎖した。
治療・術後経過
処置後には肺炎予防の目的でネブライザーを実施した。
また、口腔外科を行っているため、術後10日間は缶詰のご飯またはふやかしたドライフードなどの軟らかい食事を給仕するようにした。
粘膜フラップは順調に生着し、経過良好
担当医:白井 顕治
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