犬のアトピー性皮膚炎は、犬のアレルギー性皮膚炎の中でも特に体の外に抗原が接することによって起こされるアレルギー性皮膚炎であり、季節性に反応してしまうこともあれば、クッションやじゅうたんの中に潜む微細なダニに反応しているときなどもある。その場合にはは季節性はなく、通年かゆみを出すこともある。
犬のアレルギー性皮膚炎は年がたつにつれて徐々に悪化することが多い。つまり、若齢の時と比べると、老齢の時の方が、かゆみを呈する期間が長くなったり、かゆみを呈する体の部位が多くなったり、感じるかゆみ自体が強くなることが多い。そのような場合は、成長とともに治療内容を調節する必要があるため、主治医とご家族が相談して、継続可能な治療方法を模索することが重要である。
実績詳細
アイリッシュセッターのアトピー性皮膚炎(目の周囲)
種類 | アイリッシュセッター |
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年齢 | 5歳 |
診療科目 | 皮膚科 |
症状 | 目の周りをかゆがる |
症状の概要
検査結果
症例は目の周囲に脱毛が認められた。
細菌感染およびニキビダニ症などはは認められなかったため、アレルギー性皮膚炎(アトピー)と診断した。
治療方法
ご家族と相談した結果、ステロイド剤の内服によるかゆみのコントロールを実施することとした。
治療・術後経過
かゆみは投薬後すぐに消失している。
現在ステロイド剤を漸減している。
担当医:白井顕治
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