口腔・咽頭内に不快感があると、食欲が減ったり口をくちゃくちゃさせたり、流涎が認められることがある。
咽頭炎はウイルス性や外傷性、腫瘍性やアレルギー性など種々の原因で発生するが、細胞診を行いにくい場所であるため、試験的治療によって診断することが多い疾患である。
実績詳細
雑種猫に発生した咽頭炎
種類 | 雑種猫 |
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年齢 | 4歳 |
診療科目 | 消化器科 |
症状 | 口をくちゃくちゃしている |
症状の概要
検査結果
症例は既往歴のない比較的若齢の猫であった。口をくちゃくちゃして食欲がないという主訴で来院した。
口内炎はごく軽度であり、舌根部を確認したがひも状異物などは確認されなかった。
咽頭部を見ると炎症を起こしていた。
治療方法
炎症を抑える目的で免疫抑制剤を使用して経過を観察したところ、症状は顕著に改善し、目視での炎症も軽減された。
治療・術後経過
ステロイド剤を漸減し症状が再発するかを確認している。
現在経過観察中
担当医:白井 顕治
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