ハサミやバリカンによるトリミング中の裂傷は、ペットが痛がって気づくときもあれば、あまり声をあげずに、その後の流血によって気づかれる場合もあります。範囲が広い場合や屈曲伸展部位である場合、時間がたって化膿している場合などには外科的に縫合する必要がありますので、様子を観察せずに獣医師の診察を受けることをお勧めいたします。
実績詳細
外傷:ハサミによる裂傷
検査結果
身体検査の結果、大腿部にハサミによる「く」の字型の裂傷を認める
治療方法
伸展屈曲部位であり、また、ハサミによる裂傷は時間とともにさけて広がっていくことがあるため、局所麻酔下で不要組織の除去および縫合を行った。
毛刈り前
毛刈り後
不要組織の除去後
縫合終了後
治療・術後経過
縫合後1週間で抜糸を行った。
創面は感染もなく良好に治癒している。
経過良好
担当医:白井 顕治
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