実績詳細

ヨークシャーテリアのボルデテラによるケンネルコフ

種類 ヨークシャーテリア
年齢 2か月齢
診療科目 呼吸・循環器科 
症状 家に迎えた時から咳が出る

症状の概要

ケンネルコフとは、子犬や老犬など免疫力の高くない個体が発症する、
犬伝染性気管気管支炎の通称である。細菌・ウイルス感染が主な原因で、咳をはじめとする呼吸器症状が特徴的である。通常であれば1週間前後で回復するが、感染体によっては一般的な抗生剤では効果がなかったり、肺炎など重症化するケースもあるため注意が必要である。

検査結果

3日前に自宅に迎えた時より、発咳を認めたとのことで来院。食欲も低下気味とのこと。

治療方法

抗生剤・気管支拡張剤の投与を開始。同時にネブライザー治療も実施。

しかし、1週間投薬後も明らかな改善ないため、喉頭ぬぐい液を用いたPCR検査を実施。

PCR検査の結果、ボルデテラ陽性のため、抗生剤を変更。

 

治療・術後経過

1ヶ月後、症状の消失を確認し、再度PCR検査を実施したところボルデテラの陰性を確認。治療終了とした。

 

 

 

担当医:吉川

お気軽に
ご相談ください

志津しらい動物病院043-462-1122 受付時間 9:00~11:30 15:00〜18:30

佐倉しらい動物病院043-483-1212 受付時間 9:00~11:30 14:00~17:30

お問い合せフォーム
インターネットでカンタン相談

病院案内アクセス
駐車場有・近隣にコインパーキング有