ウサギのスナッフルはパスツレラ菌やブドウ球菌などの細菌感染、真菌感染、ウイルス感染、切歯の不整咬合による炎症の波及などによって起こる鼻炎や副鼻腔炎の総称です。初期症状は鼻汁音や気管支閉塞音、鼻汁程度ですが、放置して悪化すると肺炎や胸膜炎などで死亡することもあります。
実績詳細
ウサギの鼻炎:スナッフル
検査結果
身体検査所見より、膿性の鼻汁が認められた。左右の眼も軽度に結膜炎を起こしていた。
口腔内検査では、特に異常は認められず、不整咬合は認められなかった。
異常より、感染性鼻炎(スナッフル)と診断した。
治療方法
感受性検査に基づいて、抗生剤の内服療法を行った。
当症例にはクロラムフェニコールを使用した。
治療・術後経過
内服一週間後より鼻水の状態が改善され始めた。
その後数週間内服を続け、軽快した。
お気軽に
ご相談ください
志津しらい動物病院043-462-1122 受付時間 9:00~11:30 15:00〜18:30
佐倉しらい動物病院043-483-1212 受付時間 9:00~11:30 14:00~17:30