ホームセンターやペットショップなどでは、多くの種類のハムスターの床材が販売されている。それらに対してアレルギー反応が起こっていたという時期もあるが、最近は床材の性質が良くなっているため、アレルギー性皮膚炎が起きることは実際には少なくなってきている。細胞診を行い、細菌の過増殖や白血球が得られた場合には細菌性皮膚炎を疑い治療を進めていく。
実績詳細
ジャンガリアンハムスターの細菌性皮膚炎
種類 | ジャンガリアンハムスター |
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年齢 | 3か月例 |
診療科目 | 皮膚科 エキゾチック診療科 |
症状 | 1週間くらい前からおなかを書いてしまい、皮膚が赤くなっている。食欲はあるが、運動量は減っているかもしれない |
症状の概要
検査結果
症例は主に腹側の皮膚に発赤・痂皮の症状を出しており、スクラッチ検査においては体表から好中球が得られた。
治療方法
外見及び細胞診所見から、細菌性皮膚炎が疑われたため、抗生剤の処方を行った。
治療・術後経過
治療開始2週間後、かゆみはほぼ収まり発赤も消失し、発毛が認められた。
追加で2週間ほど内服を飲んで治療終了とした。
担当医:清水 麗子
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