主に子猫を保護した際に罹患していることが多いネコ伝染性鼻気管炎(FVR)は対症療法を行い、本人の免疫状態が発達すると自然に治癒していく。目がふさがってしまい、膿が眼内に継続的に溜まっていると眼球が吸収されてしまうことがあるため、眼が開いていない場合にはすぐに病院に行って眼球の状態を確認してあげましょう。
実績詳細
子猫のネコ伝染性鼻気管炎ウイルス感染症(FVR)
検査結果
身体検査の結果、歯の状態より生後2~3週齢と判断した。
また、両眼が目やにでふさがってしまっているため、生理食塩水で湿らせてからゆっくりと開眼した結果、
眼瞼内から膿が排出された。
洗眼後に左右の眼の角膜を確認できた。
診断
猫伝染性鼻気管炎による結膜炎と、それによる食欲不振
治療方法
洗眼し開眼した後からはミルクもよくのみ動き始めた。
二次感染予防のための抗生剤と、消炎剤の点眼を行った。
治療・術後経過
治療開始翌日より徐々に体重が増加してきた。
現在元気食欲ともに良好
担当医:白井 顕治
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