肉芽腫性眼瞼縁は中高齢の犬に発生することのある免疫介在性の疾患であり、治療内容の中心は免疫抑制療法となる。
腫瘍の可能性も考え、細胞診や培養などを行うことも重要といえる。
実績詳細
パピヨンの肉芽腫性眼瞼縁
種類 | パピヨン |
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年齢 | 14歳 |
診療科目 | 眼科 |
症状 | まぶたが腫れている |
症状の概要
検査結果
症例は高齢のパピヨンで、眼が赤い、まぶたが腫れているという主訴で来院した。
また、症例は遺残より免疫介在性角膜・結膜炎を患っていたが、自宅では点眼することが難しいという状況であった。
治療方法
肉眼所見より、肉芽腫性眼瞼縁を強く疑ったため、免疫抑制剤の投与を開始した。
治療・術後経過
治療前
治療開始20日後
赤みおよび腫脹も治まってきている。
現在投薬量を調整しつつ経過を観察している。
担当医:白井 顕治
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