トカゲやカメレオンでは、昆虫やマウスを食べる際にできる細かい口腔内の傷に感染が起こることにより、口内炎(マウスロット)が起きやすいことが知られています。早期の消毒と治療により経過は良好ですが、慢性化してしまうと顎骨や顔面骨の融解などが起きてしまう場合もありますので、早めの受診をお勧めいたします。
実績詳細
ヒョウモントカゲモドキのマウスロット(口内炎)
検査結果
身体検査所見では、流涎と左頬の腫脹が認められた。
口腔内検査では左頬内側に膿疱が認められ、出血していた。
左頬を中心としたマウスロットと診断
治療方法
外科的に排膿と消毒を行い、抗生剤の投与を行った。
治療・術後経過
治療開始後14日程度で頬の腫れは治まり、口腔内の腫脹や易出血も治まった。
経過良好
担当医:白井 義昭
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