眼に異常が生じる場合には、眼やその周辺に異常があるときと、口腔内に異常があるときがあります。また、眼に異常があるときにも、傷があるのか、炎症があるのか、感染があるのかなどにより用いる薬の種類が変わってきます。
外見だけでは判断できずに、細胞診が必要となりますので、おうちで様子を見ていても改善しない場合には検査を受けましょう。
また、脱皮不全に関連している場合もあるため、それらが疑われた場合には脱皮のたびに繰り返す可能性があるため、生活環境を改善する必要がある。
実績詳細
フトアゴヒゲトカゲの慢性結膜炎
種類 | フトアゴヒゲトカゲ |
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年齢 | 4か月 |
診療科目 | エキゾチック診療科 |
症状 | 購入時より、肥立ち目が腫れていて、目やにが出ている 市販の点眼剤を付けても治らない。 |
症状の概要
検査結果
眼科検査の結果、角膜に外傷や炎症は認められなかった。
細胞診の結果、好中球と細菌が認められたため、慢性感染による結膜過増殖を疑った。
治療方法
抗生剤の点眼治療を行った。
反応しない場合には過増殖が起きた結膜の外科的切除を行う可能性をインフォームした。
治療・術後経過
抗生剤の点眼療法に良好に反応し、腫れは1週間ほどで引いた。
治療終了とした。
担当医:白井 義昭
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