テリア種は遺伝的に水晶体が小さく、水晶体を浮遊させているチン小帯の異常により、原発性の水晶体脱臼が比較的よく認められる。
遺伝性疾患であるため、予防方法は確立されておらず、発生した場合には二次的なブドウ膜炎を制御することが主な治療目標となる。その目的で、脱臼した水晶体を除去する治療法も存在する。
実績詳細
ブルテリアの原発性水晶体脱臼
種類 | ブルテリア |
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診療科目 | 眼科 |
症状 | 眼が白い |
症状の概要
検査結果
症例は左右の水晶体が脱臼していた。
眼圧測定では正常眼圧~やや低眼圧を呈していた。
犬種及びヒストリーより、原発性水晶体脱臼と水晶体脱臼に続発したブドウ膜炎と診断した。
治療方法
ブドウ膜炎のコントロールのため、消炎剤の治療を実施した。
また、角膜の炎症を制御するため、ヒアルロン酸の点眼を実施した。
治療・術後経過
現在経過観察中
担当医:白井 顕治
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