免疫介在性肉芽腫性眼瞼炎は、典型的には突然発生し、そのほとんどが両眼性に発生します。とても瞼が腫れ、若齢でも中高齢でも起きることがあります。好発犬種は現在のところ報告はありません。治療に関しては数か月で改善する個体もいれば、年単位要する仔もいるようです。
実績詳細
ポメラニアンの両眼に発生した免疫介在性肉芽腫性眼瞼炎
検査結果
症例は高齢であるが、特に持病のない個体であった。
両眼の上眼瞼及び下眼瞼が重度に腫脹しており、気にして掻いている。
経過を観察するためにエリザベスカラーを装着したが、出血している個所は、書かなくても自然に破裂して出血しているように見えるところもある。
症状より免疫介在性肉芽腫性眼瞼炎を疑いステロイド剤によって治療を行った。
治療方法
内服のステロイド剤及び抗生剤の眼軟膏を塗布して経過を観察した。
治療開始1か月後
治療開始2か月後
治療終了時
治療・術後経過
本症例については、休薬後に再発が認められたため、ステロイド剤を使用していきながら病状をコントロールしている。
経過良好
担当医:白井 顕治
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