猫のアトピー症候群は、顔皮膚炎や好酸球性肉芽腫、プラーク、局面や粟粒性皮膚炎などの疾患の総称である。原因物質の特定が難しいこともあるが、非ステロイド性の免疫抑制療法に比較的よく反応する疾患である。
実績詳細
ミヌエットのアトピー症候群
検査結果
症例は比較的若齢のミヌエットである。
特に食事・生活様式を変更していないのにもかかわらず、眼瞼周囲が発赤・腫脹していた。
細菌及び真菌感染が除外され、角膜炎や結膜炎も認められなかったことから、アトピー症候群の症状の一環として眼瞼周囲炎を起こしていると判断した。
治療方法
アトピー症候群に対して免疫抑制剤の投与を実施した。
治療・術後経過
治療前
治療後
拡大
治療開始後2週間で発赤及び腫脹は改善された。
ご家族と相談した結果、いったん治療終了として、再発するかどうか経過観察を行うこととなった。
現在経過観察中
担当医:白井 顕治
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