犬において喘息はやや珍しい病気であるが、アレルギー体質であったり、呼吸様式がおかしい場合には疑うべき疾患である。喘息は息は吸えるが、うまく吐けないことによって、肺が著しく拡張してしまうエアートラッピングが起こり、とても苦しい病気です。呼吸音の異常を感じたら、受診をお勧めいたします。
実績詳細
喘息を疑う症状のシェルティー
検査結果
聴診では軽度の湿性ラッセルが聴取された。心雑音は確認されなかった。
胸部レントゲン検査では肺野が著しく拡張しており、喘息を疑う所見だった。
治療方法
抗生剤とステロイド剤による内科療法を行った。
治療・術後経過
治療開始翌日より呼吸音は消失し、寝ているときの呼吸回数も前よりも少なく、静かに眠るようになった。
経過は良好であり、ステロイド剤を漸減していきながら症状を観察していく。
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