犬の皮膚科において、かゆみをコントロールすることは非常に重要である。皮膚を書いてしまうと、皮膚に細かい傷ができ、皮膚バリアが破綻するとともに二次感染が起き、さらにかゆみが悪化してしまう原因となる。また、かゆみは安眠を妨げることもあり、ペットの生活の質を低下させることとなります。
かゆい皮膚疾患の診断にはかゆい部位やかゆみが発症した時期、性別や避妊去勢の有無や食べているものなどの情報が重要になります。また、治療には内科療法とともにご家族によるシャンプー療法が重要な役割を担ってまいりますので、協力して維持をしていきましょう。
実績詳細
柴犬のアトピー性皮膚炎
種類 | 柴犬 |
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年齢 | 2 |
診療科目 | 皮膚科 |
症状 | 体を掻いて、毛が薄くなっている。 |
症状の概要
検査結果
症例は元気食欲ともに良好であった。
臀部および左右の肘部に紅斑や痂皮を伴わない脱毛が認められた。
痒みは数日前より発症した。
抜毛検査ではアカラス(ニキビダニ)などは確認されなかった。
治療方法
食事反応性皮膚炎かアトピー性皮膚疾患を疑い、内科療法・シャンプー療法を行い掻痒感がなくなり次第、食事療法を行う。
治療・術後経過
現在は内科療法を開始し、掻痒感をコントロールしている。
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