実績詳細

猫の外傷性後十字靭帯断裂

種類 雑種猫
年齢 2歳
診療科目 軟部外科・整形外科 
症状 2階のベランダから落下した。
右足をついていない

症状の概要

膝関節内には前十字靭帯と後十字靭帯が存在し、膝関節の上の大腿骨と脛骨を結んで二つの骨の安定性を形成している。
猫においては通常の生活の中でこれらの靭帯が損傷することは非常にまれで、落下や交通事故などの強い外力が加わる外傷によって引き起こされる。

また、高齢になった場合には何らかの代謝性疾患によって靭帯の構造が弱まった場合には自然損傷を起こす可能性もあるが、可能性としては高くはない。

検査結果

触診及びレントゲン検査の結果、右ひざ関節内の靭帯の異常をがあることが示唆された。

 

治療方法

猫の十字靭帯損傷はまれな疾患であるため、整形外科専門病院(YPC東京動物整形外科病院)へ紹介した。

 

関節鏡検査の結果、後十字靭帯の断裂が認められたため、アンカー法を用いて治療された。

治療・術後経過

術後10日ほどで、負重はやや軽いが4足歩行が可能になるまで改善した。

 

現在経過観察中

 

担当医:白井 顕治

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