発情様式が異なるため、ネコにおいての子宮蓄膿症の発生は犬よりもまれである。発症した場合には犬と同様に卵巣と子宮を外科的に摘出するのが第一選択の治療となる。
実績詳細
猫の子宮蓄膿症の手術
検査結果
外貌上、元気が無く、また、陰部から血様の膿の排出が認められた。
超音波検査において拡張した子宮が認められたため、子宮蓄膿症と判断し、外科手術を行うこととなった。
治療方法
症例は臍ヘルニアを発症していたため、今回の手術で同時に治すこととした。
卵巣と子宮の摘出を行った。
子宮は一部不整に拡張していた。
肉眼所見では卵巣に異常は認められなかった。
埋没縫合にて閉腹した。
治療・術後経過
術後より元気および食欲は改善し、良好に治癒した。
経過良好
担当医:白井 顕治
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