乳歯遺残とは、乳歯が抜けないで、ずっと残存し、永久歯が生えても乳歯が抜けていないことである。一般的に動物病院を受診するペットにおいて、乳歯遺残はトイ種の犬に最も多く認められるが、中型犬や猫においてもしばしば認められる。乳歯が残存している個所は歯周病の進行が早くなってしまうため、早期に抜歯してあげることが重要である。
実績詳細
雑種ネコの乳歯抜歯
検査結果
症例は左上の犬歯のみ乳歯が遺残しており、その部分だけほかの個所と比較して歯周病が進行していた。
治療方法
麻酔下にて抜歯を行った。
また、ほかの個所についてもスケーリングを実施して、口腔内を清掃した。
治療・術後経過
乳歯抜歯を行うことによって歯周病は改善し、経過は良好といえる。
担当医:白井 顕治
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