外傷には様々な修復の仕方がある。感染が制御でき、動きが少ない部位で、それほど大きくない外相であれば、今回のように洗浄と保湿のみで創傷を二期癒合させることもできる。
ただし、内股や腋窩、膝などのよく動く部分や、圧力がかかる部分ではこういった癒合はできないことが多いため、部位ごとに治療方法を考える必要がある。
実績詳細
雑種猫の外傷治療
種類 | 雑種猫 |
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年齢 | 13歳 |
診療科目 | 軟部外科・整形外科 |
症状 | 外に遊びに行って、けがをして帰ってきた |
症状の概要
検査結果
外傷を受けてから数日が経過しているということだった。
外傷の程度を評価するため、周囲の毛を借り、壊死組織の除去を行った。
中年齢であるということと、ご家族がケアができるということだったので、縫合処置を行わずにそのまま癒合させることとした。
治療方法
初診時
治療開始1種看護
治療開始3週間後
治療・術後経過
治療開始3週間後にはほぼ上皮化が終了したため、治療終了とした。
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