食事以外ん食べ物を食べてしまった場合には、誤植という診断となる。誤植の中には、アルミホイルやマット、布など、物理的に閉塞してしまう可能性のあるものや、針や串など、穿孔の恐れがあるもの、そして、ネギやユリなど吸収されてから中毒を起こしてしまうものなどがあげられる。物理的に閉塞してしまうような異物が問題となるほとんどの場所は小腸である。小腸にい異物が閉塞してしまった場合には、内視鏡や吐かせる処置の適応外となるため、手術が選択される。
実績詳細
雑種猫の異物誤嚥(小腸閉塞・外科的に摘出)
検査結果
症例は若齢の猫であり、症状が突然発症していることと、体格や毛並みが良かったことから、異物誤嚥の可能性を疑い精査を行った。
血液検査では著変はなく、エコー検査において小腸に異物とみられる構造が認められた。
治療方法
小腸に閉塞しており、内視鏡の適応ではないため、ご家族と相談した結果、外科的に摘出することとした。
小腸に閉塞部位と異物を確認したため、切開し摘出した。
摘出された異物と縫合した小腸
治療・術後経過
手術後より食事を食べ始め、良好に回復した。
経過良好とする。
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