子猫を保護した際に目が腫れていることがある。この際に、眼球が原形を保っているかどうか、腫れているのはどの部分かによって、内科療法で維持管理するのか眼球摘出を実施した方が良いかを判断する必要がある。眼球は見ることが一番の目的であるため、視力を消失してしまっている目については、不快感が強いようであれば眼球摘出も選択する処置の一つとなりえる。
実績詳細
雑種猫の眼球摘出
検査結果
症例は結膜角膜癒着を起こしているとともに、左目については眼球が腫れており眼球エコーを実施したところ、眼の原形をとどめていなかった。
そのため、左目については眼球摘出を、右目に対しては癒着の剥離を行う目的で手術を実施した。
治療方法
術前。眼球が腫れて、左側の視力は確認できない。
術後
治療・術後経過
術後14日後
動くものを目で追うようになり、普通の生活はできているとのことであった。
経過良好
担当医・執刀医:白井 顕治
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