本症例において、毒蛇における交渉を証拠づける理由はないものの、小さな穴が開いていて、そこから数日後に周囲の皮膚筋肉が壊死脱落した経緯より、ヘビ毒による組織損傷が理由として第一に挙げられる。
ヘビ毒に対しては抗体を用いた治療や点滴や抗酸化療法による対症療法が実施される。
実績詳細
頸部を毒蛇にかまれた子猫の内科治療
種類 | 雑種猫 |
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年齢 | 1か月 |
診療科目 | 内科 |
症状 | 猫を保護した。頸がおかしい |
症状の概要
検査結果
初診時、頸部には皮膚に穴が一か所開いていたが、周囲が腫脹し内部が壊死していることから、ヘビによる咬傷を疑った。
治療方法
治療開始数日後、頸部の皮膚・筋肉が剥がれ落ちたため、食堂チューブを用いて栄養を給餌した。
治療開始2週間後、頸部創傷が縮小してきたため、退院とした
治療・術後経過
毒素により咬筋が壊死拘縮を起こしてしまったため、正常な開口が行えなくなってしまったため、現在は流動食を食べて日々の生活を送っている
経過観察中
担当医:白井顕治
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