アレルギー性皮膚炎の治療は主に薬物による治療、スキンケア、食事療法に分けることができる。症例や家族の事情によって、行うことができる治療方法が限られる場合には、行うことのできる治療の範囲で最良の結果が出るように治療していくことが重要といえる。
実績詳細
MIX犬のアレルギー性皮膚炎の治療
検査結果
症例は高齢になってから皮膚のかゆみが増悪したとのことであった。
また、食事内容は複数の食事を混合して給餌しており、特定の低アレルギー食を食べさせることは難しいとのことであった。
そのため、内科療法およびスキンケアを実施して皮膚状態の改善を目指すこととした。
治療方法
内服治療および皮膚治療を行うこととした。
スキンケアとしてのシャンプーはこまめに行うことができるということだったので、週に二回のシャンプーを自宅で実施してもらうこととした。
治療・術後経過
治療開始2か月後
頸部の皮膚症状は改善し、落屑も有意に減ったとのことであった。
今後も経過を観察していくものとした。
担当医:白井 顕治
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