実績詳細

猫のアトピー性皮膚炎

種類 雑種猫
年齢 3
診療科目 皮膚科 
症状 肘の内側の毛が抜けで、赤くはれている

症状の概要

猫のアレルギーは体の様々な部分に、様々な程度の症状として現れます。それが食物に反応している場合もあれば、環境中のなんらかの物質に反応していることもあるため、ご家族からよく話を聞く必要のある病気の一つといえます。 また、場合によってはアレルギーを起こしている原因が体の中にある腫瘍やウイルス感染といった場合もありますので、皮膚以外の全身症状もしっかりと確認することが大切です。また、犬の場合には体をかゆがる際にカリカリとかゆそうに見えますが、ネコの場合には多くはグルーミングの頻度が多くなって毛が薄くなるということが一般的ですので、「猫がグルーミングをするのは当たり前だから、病気ではない」と症状を誤認しないようにすることが重要です。

検査結果

 

症例は数日前から両方のわきの下から肘の内側にかけてしきりに舐め、舐めている部分は脱毛してしまった。

また、赤く島状に発赤があり、好酸球性皮膚プラークが形成されていた。

 

発症部位および症状より、アトピー性皮膚炎の疑いが強いと判断されたため、治療を実施した。

治療方法

猫のかゆみに対しては、ステロイド剤よりも副作用が少なく効果も十分に認められるため、内服のシクロスポリンを使用してコントロールした。

 

 

治療・術後経過

通常シクロスポリンが効果を示すのには内服を始めてから10日ほどたってからというのが一般的だが、この症例は内服数日後から有意に舐める回数が減少し、1週間後には赤みは引いていた。

 

内服を継続した結果、1か月後には被毛も生えそろった。

 

その後、シクロスポリンの漸減を試みたが、減薬すると症状が再発するため、投薬を継続している。

 

 

経過良好

 

 

担当医:白井 顕治

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