手術について
もしもの時の手術を、より安全に
現在、手術はすべて志津医院にて行っております。一般的な去勢手術や避妊手術に加え、口腔外科、腫瘍外科、整形外科、軟部外科、泌尿器外科について多くの実績を持っております。
手術を受けるような状況になることは決して好ましいことではございませんが、皆様がそのような状況をできるだけ安心して迎えることができるよう、尽力させていただきます。
手術までの流れ
1インフォームドコンセント
診察において手術が必要と判断された場合、担当獣医師から予定する手術内容や入院期間、手術後に期待できる予後についてお話をするとともに、ご希望がある場合には受付事務よりおよその費用を聞くことができます。
・ご家族が手術を決意されたのちに、日程を決めていきます。
また、現在手術はすべて志津医院で行っております。ご家族様とペットが直接志津医院へ来院されるか、佐倉医院でペットをお預けいただき、獣医師および看護婦とともに転院させるかについてもご相談のうえ決定しましょう。
2ご予約
手術を行う際には事前に術前検査が必要となります。
原則として術前検査は手術当日、もしくは手術前一週間以内に行う必要があります。
術前検査及び手術日を相談しましょう。
3当日
絶食などが必要な場合は事前にお伝えさせていただきました時間をお守りください。また、院内には手術直前まで摂食可能な栄養剤もございます。手術前にもきちんと栄養を取ることが、安定した麻酔と覚醒につながる報告が出されているため、ぜひお尋ねください。
・飲水は基本的に自由にさせてあげてください。
予約いただいたお時間にお越しいただき、同意書にご記入の上お預かりさせていただきます。
4術後
手術当日、術後に担当スタッフから手術および現在の状況についてのお電話を致します。お電話にて面会や、決まっている場合には退院のお時間などの予約をお取りください。
5お迎え
お迎えの時に、手術の状況やご自宅での管理方法、薬の説明などを行います。
・その後、受付にてご精算手続きをいたします。(クレジットカード使用できます)
ご用意いただくもの・注意点
ご用意いただくもの
- おうちで食べている食事を数回分お持ちください。
- お気に入りのタオルなどがございましたら、ご持参ください。
- 同意書には印鑑またはサインを頂いております。
手術実績
トイプードルの右側会陰ヘルニア
会陰ヘルニアは去勢手術を行っていない雄犬に発生しやすい疾患で、両側に発生することもあれば、片側に発生することもある。片側の場合には右側の発生率が高い。 去勢手術を行っ…
ペルシャ猫の外鼻孔狭窄に対する拡張術
ペルシャ猫は短頭種に分類される。短頭種は、犬でいえばチワワやフレンチブルドッグのような顔の短い犬種のことで、猫でいうとペルシャやエキゾチックショートヘアーなどが短頭種…
エキゾチックショートヘアーに対する会陰尿道造瘻術
会陰尿道造瘻術は雄猫の尿道を拡張するための手術である。雄猫の尿道は細く、S字状に曲がっているため、閉塞をおこしやすい。閉塞をおこす理由として最も重要なのが尿道炎に起因…
雑種犬の肝臓に形成された結節性過形成
肝臓には、良性・悪性どちらの腫瘍も比較的よく発生する。また、悪性であった場合には肝細胞癌や胆管癌、血管肉腫などの原発性の悪性腫瘍と、そのほかの部位から転移して発生する…
雑種猫の巨大結腸症に対する外科的な排便
猫において便秘は比較的よく認められる消化器症状である。治療方法としては食事療法や緩下剤によって緩和していくことが挙げられるが、結腸内で硬結してしまうと、糞石と呼ばれ、…
雑種犬の尿膣に対する外科的な整復
この症例のように外陰部が隠れてしまい、皺壁皮膚炎や膀胱炎を繰り返す症例は比較的多い。注意が必要なのは、陰部が隠れてしまっていても特に症状のない症例もいるため、個々の症…
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