猫の挫創は、あごニキビとも呼ばれている。アレルギー性疾患の一環として発生することが多く、軽度の場合には消毒など清潔に保つことで管理されるが、重度の場合には免疫抑制療法や食事療法などを実施することがある。
実績詳細
ロシアンブルーの挫創(あごニキビ)
検査結果
症例は、高齢のロシアンブルーである。
レントゲン検査を実施したところ、特に下顎骨・上顎骨に変化は認められなかった。
写真ではわかりづらいが、下顎及び上唇が腫れており、距離が離れているため腫瘍性疾患の可能性は低いと判断した。
治療方法
ご家族と相談し、免疫抑制療法を行い経過観察をすることとなった。
治療・術後経過
治療開始2週間後、外見上もあごの腫れは引き、食欲も普段通りとなった。
今回が初めての発症であることから、まずは薬は漸減・休薬し、症状が再発するかどうかを観察していくこととした。
現在経過観察中
担当医:白井 顕治
お気軽に
ご相談ください
志津しらい動物病院043-462-1122 受付時間 9:00~11:30 15:00〜18:30
佐倉しらい動物病院043-483-1212 受付時間 9:00~11:30 14:00~17:30