ウサギのソアホック(足底潰瘍)は肥満や、飼育しているケージの床の環境など、様々な原因によって発生するため、治療方法は症例により異なる。
体系や生活習慣に改善が必要とされる場合や、潰瘍が進行し骨が露出し始めているような症例では治療は長期間に及ぶこともある。
症状が進行すると潰瘍になり、潰瘍部に感染などが生じ膿瘍を形成することもある。
肥満個体では運動不足の解消や、食事管理などで適正体重までダイエットをすることも重要である。
実績詳細
ウサギ(ホーランドロップイヤー)のソアホック(足底皮膚炎)
種類 | ホーランドロップ |
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年齢 | 1歳4か月 |
診療科目 | 皮膚科 エキゾチック診療科 |
症状 | 足の裏のたこが痛そう |
症状の概要
検査結果
身体検査において、両後肢の足底部に皮膚炎を認めた。
治療方法
身体検査所見として肥満が認められたため体重管理及び、飼育環境の改善を指導した。
炎症部は物理的に保護をし、短期間の消炎剤の内服薬も処方した。
治療・術後経過
数日間の内服で症状が改善されたので、体重管理や生活環境の改善の継続を指示しつつ治療終了とした。
担当医:清水 麗子
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