実績詳細

チワワの細菌性皮膚炎(表在性膿皮症)

種類 チワワ
年齢 8歳
診療科目 皮膚科 
症状 背中の毛が剥げてしまった。

症状の概要

表在性膿皮症は多くはブドウ球菌によって発生する、皮膚表面の細菌の感染症である。細菌感染が原因というより、細菌感染が簡単に発生してしまう何らかの要因が根本にある事が多いため、表在性膿皮症を疑った場合には、細菌に対する治療以外にも治療的なアプローチを実施しないと、皮膚病が改善しなかったり、再発を繰り返すことが多くなってしまうので注意が必要である。

検査結果

 

症例はアトピー性皮膚炎の治療中のチワワである。

 

体幹・頭頚部・背部の脱毛が認められた。

 

 

治療方法

 

皮膚科検査を実施したところ、細菌感染による表在性膿皮症が主な脱毛原因と難が得られたため、シャンプー療法及び抗菌薬の内服を実施した。

治療・術後経過

治療開始1週間後

 

 

治療開始1カ月半後

 

経過良好とし、現在経過観察中

 

担当医:白井 顕治

 

 

 

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