実績詳細

雑種ネコの乳歯抜歯

種類 雑種ネコ
年齢 2歳
診療科目 歯科 
症状 乳歯が残っているところから出血している

症状の概要

乳歯遺残とは、乳歯が抜けないで、ずっと残存し、永久歯が生えても乳歯が抜けていないことである。一般的に動物病院を受診するペットにおいて、乳歯遺残はトイ種の犬に最も多く認められるが、中型犬や猫においてもしばしば認められる。乳歯が残存している個所は歯周病の進行が早くなってしまうため、早期に抜歯してあげることが重要である。

検査結果

 

症例は左上の犬歯のみ乳歯が遺残しており、その部分だけほかの個所と比較して歯周病が進行していた。

 

 

治療方法

 

麻酔下にて抜歯を行った。

 

また、ほかの個所についてもスケーリングを実施して、口腔内を清掃した。

 

 

治療・術後経過

乳歯抜歯を行うことによって歯周病は改善し、経過は良好といえる。

 

担当医:白井 顕治

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