頬袋脱出は軽度であれば整復のみで終了となるが、脱出の程度によっては整復した後に縫合し、位置を固定する必要があります。
縫合した場合固定後数日で抜糸をして治療終了になります。
固定中は粘稠度の高い食べ物は中止する必要があります。
また、壊死の程度によっては頬袋を切除しないといけない場合もあります。
実績詳細
ジャンガリアンハムスターのほほ袋脱出
| 種類 | ジャンガリアンハムスター |
|---|---|
| 年齢 | 6カ月齢 |
| 診療科目 | エキゾチック診療科 |
| 症状 | 口から何か出ている |
症状の概要
検査結果
症例は口腔内からほほ袋が脱出していたため、整復することとした。
治療方法
- 頬袋に壊死はみられなかったため、鎮静下にて頬袋の浮腫を軽減させてから、元の位置に整復し２針縫合した。
治療・術後経過
痛み止めを使用しながら経過観察し、６日後に抜糸。
再脱出もみられていないため治療終了とました。
抜糸後
担当医：清水麗子
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