手術実績一覧
手術に関する診療実績
雑種犬の腸腺癌による胃拡張捻転症候群
胃拡張捻転症候群は周術期死亡率の高い緊急性疾患である。通常は単独で発生するが、本症例のように何等か消化管の運動に異常が認められた際に続発する可能性もある。 胃拡張捻転症候群が発生すると、レン
若齢の雑種猫の腸重積(消化管内異物による)
若齢の個体では炎症や異物など、腸の蠕動に異常があると腸重積を発症することがある。腸重積を発見した際には、腸重積になってしまった原因の疾患を解除することが重要な目的となる。
雑種ネコの子宮蓄膿症
子宮蓄膿症は子宮内に細菌感染による蓄膿が生じてしまう疾患である。発情様式の違いから、犬と猫を比較すると犬での発生が多く、猫ではまれである。治療方法は犬と同様、水和をして一般状態を整えてから、
被嚢性腹膜硬化症を疑ったミニチュアダックスフント
被嚢性腹膜硬化症は避妊手術時に偶発的に発見されることのある疾患ではあるが、報告数が多くないため、原因や正確な予後についてのまとまったデータは報告されていない。無症状で生涯過ごすような症例から
雑種犬に発生した右眼の虹彩メラノーマ
メラノーマ(悪性黒色腫)は、メラノサイトが由来の悪性腫瘍であるが、発生する部位によって悪性度が異なることが知られている。一般に口腔内に形成されたものは転移率や予後があまりよくない。目に発生し
胃の外傷性裂傷による気腹が発生した猫
消化管穿孔が起こった際、通常は内容物が腹腔内に漏出することによって腹膜炎が発生するが、胃の穿孔が起こった場合には、pHが高いため、腹膜炎という所見と比べると気腹の症状が強く出ることが多い。
マルチーズの指端に形成された軟部組織肉腫
軟部組織肉腫は、血管や繊維組織などの軟部組織を由来として発生する悪性腫瘍群の総称である。由来や発生部位によって異なるが、一般的には転移率は低めであり、第一選択となる治療方法は外科的な摘出とな
柴犬の肥満細胞腫
通常悪性腫瘍は発見されてから2-3か月で急激に進行することがほとんどであるが、一部の肝細胞癌や肥満細胞腫などは、診断されてから非常に緩徐な経過をたどるものもある。あくまで一般論でいえば、半年
ミニチュアダックスフントの口鼻瘻の整復
口鼻瘻は主に上顎の大きな歯(犬歯や第四前臼歯など)が歯周病によって自然に脱落することによって形成されます。正確には歯がある段階であっても、歯周病によって上顎の骨が融解してしまうと瘻管は形成さ
雑種猫の異物誤嚥(小腸閉塞・外科的に摘出)
食事以外ん食べ物を食べてしまった場合には、誤植という診断となる。誤植の中には、アルミホイルやマット、布など、物理的に閉塞してしまう可能性のあるものや、針や串など、穿孔の恐れがあるもの、そして
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