手術実績一覧

手術に関する診療実績

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雑種犬に発生した右眼の虹彩メラノーマ

メラノーマ(悪性黒色腫)は、メラノサイトが由来の悪性腫瘍であるが、発生する部位によって悪性度が異なることが知られている。一般に口腔内に形成されたものは転移率や予後があまりよくない。目に発生し

胃の外傷性裂傷による気腹が発生した猫

消化管穿孔が起こった際、通常は内容物が腹腔内に漏出することによって腹膜炎が発生するが、胃の穿孔が起こった場合には、pHが高いため、腹膜炎という所見と比べると気腹の症状が強く出ることが多い。

マルチーズの指端に形成された軟部組織肉腫

軟部組織肉腫は、血管や繊維組織などの軟部組織を由来として発生する悪性腫瘍群の総称である。由来や発生部位によって異なるが、一般的には転移率は低めであり、第一選択となる治療方法は外科的な摘出とな

柴犬の肥満細胞腫

通常悪性腫瘍は発見されてから2-3か月で急激に進行することがほとんどであるが、一部の肝細胞癌や肥満細胞腫などは、診断されてから非常に緩徐な経過をたどるものもある。あくまで一般論でいえば、半年

ミニチュアダックスフントの口鼻瘻の整復

口鼻瘻は主に上顎の大きな歯(犬歯や第四前臼歯など)が歯周病によって自然に脱落することによって形成されます。正確には歯がある段階であっても、歯周病によって上顎の骨が融解してしまうと瘻管は形成さ

雑種猫の異物誤嚥(小腸閉塞・外科的に摘出)

食事以外ん食べ物を食べてしまった場合には、誤植という診断となる。誤植の中には、アルミホイルやマット、布など、物理的に閉塞してしまう可能性のあるものや、針や串など、穿孔の恐れがあるもの、そして

シーズーの腹壁ヘルニア

ヘルニアは、ある空間内に存在すべき臓器が、異常に形成された隙間や孔から空間の外に脱出してしまう状態を指します。脱出する穴の場所や、脱出する内容の臓器によって症状や重症度が変わってくるため、穴

サイベリアンの肩部に形成された毛芽腫の切除

腫瘍に対する治療を考える際に、完全なる正解や明らかな間違いということはそう多くはない。その時に考えている信条に沿った治療を行ってあげることが重要といえる。今回の症例では、恒例の猫であり、なお

フレンチブルドッグの軟口蓋過長症と外鼻孔狭窄に対する形成外科

短頭種気道閉塞症候群の中で一般的に手術で改善できる構造の異常として今回手術を行っている外鼻孔の狭窄と軟口蓋の過長があげられる。その他の異常である鼻腔狭窄や気管低形成は手術難易度が非常に高いた

雑種犬の眼瞼に形成されたマイボーム腺腫の手術

通常体表に形成される腫瘤は外見では両性・悪性の判断をつけることができないが、眼瞼は例外的に両性のマイボーム腺腫の発生率が有意に高い。もちろん、メラノーマやリンパ腫のような腫瘍が形成される可能

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