手術実績一覧

手術に関する診療実績

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雑種犬の上眼瞼に形成されたマイボーム腺上皮腫

犬において、眼瞼に形成される腫瘍の多くはマイボーム腺由来の良性腫瘍であり、マイボーム腺腫やマイボーム腺上皮腫という診断となる。もちろん外見だけで診断することはできないため、必要に応じて細胞診

トイプードルの無菌性大腿骨頭壊死(レッグ・カルベ・ペルテス病)

レッグカルべペルテス病について 大腿骨頭および骨頚の無菌性壊死症が起こる疾患です。 大腿骨頭の虚血性壊死が原因で海綿骨が微小骨折し、痛みを伴います。 ・疫学 小型犬および超小型犬に発生します

柴犬の膝蓋骨内包脱臼に対する整復手術

膝蓋骨脱臼(ラテン語でパテラ)とは、膝蓋骨(膝のお皿の骨)が通常の大腿骨の滑車溝から外側もしくは内側に脱臼やゆるみがある状態のことを指し、膝の屈曲・伸展の際に膝蓋骨が脱臼しやすくなります。

チワワの前十字靭帯断裂に対するTPLO(脛骨高平部水平化骨切術)

前十字靭帯は後肢の膝関節内にある靭帯で、太ももの大腿骨と脛の脛骨を結んでいる靭帯です。前十字靭帯の損傷(部分断裂や完全断裂)は小型犬から大型犬、さまざまな犬種で発生します。ほとんどが二次性の

雑種ネコの脛骨・腓骨骨折に対するプレート固定

骨折とは、骨が持つ強度以上の外力がかかったときに、ひびが入ったり、折れてしまう状態のことです。 治療には外固定(ギプス)、内固定(ピンやプレート)、創外固定などさまざまな方法があります。 今

ボルゾイの橈尺骨骨折に対するLCPプレートによる固定

骨折とは、骨が持つ強度以上の外力がかかったときに、ひびが入ったり、折れてしまう状態のことです。 治療には外固定(ギプス)、内固定(ピンやプレート)、創外固定などさまざまな方法があります。 今

ミニチュアダックスフントの尿管結石の摘出

腎臓で形成された尿の通り道を「尿路」とよび、その道のどこかで結石ができてしまうことを「尿路結石」と呼びます。場所によって、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石となります。完全に分けて考えるこ

16歳のトイプードルの子宮蓄膿症と乳腺腫瘍の手術

症例が高齢である場合、手術を行うかどうかという話が必ず出ます。学説的な言い方をすれば、手術のリスクについては、高齢のほうが高いですが、手術リスクが低い若年例の時には、手術が必要となる病気にな

雑種犬の指間に形成された肥満細胞腫(グレード2、c-kit変異なし)

指端には肥満細胞腫やメラノーマなど、比較的悪性度の高い腫瘍が形成されることがあるため、発見した場合には細胞診の検査を行うことが大切である。細胞診の検査所見をもとに、治療計画を立てて手術を行う

ミニチュアダックスフントの慢性化膿性胆嚢炎による胆嚢破裂

胆嚢摘出の適応症例としては、胆嚢破裂や胆嚢腫瘍、胆嚢炎などが挙げられる。胆嚢破裂原因としては、胆嚢粘液嚢腫によるものが最も多いがこの症例のように慢性胆嚢炎によって破裂してしまうケースも存在す

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